坂東玉三郎 × 鼓童 AMATERASU アマテラス

By maui, 2013-10-25

アマテラス 玉三郎

京都南座
鼓動サイト
セリフもなく、音といえば、ずっと叩き続けられる鼓動の太鼓
鐘、笛、琴と時々唄のみ。
それだけで充分…太鼓は叩く場所によって音色が変わり表情も色々。
強弱が揃った連打の迫力。
リズムだけなのに、引き込まれる不思議。
南座の大きさが丁度いいのか…
太鼓の響きが胸にズドンズドン
迫ってきます。
 
照明の他に凝った装置はほどんどなく
釣られたシンバル(?)や太鼓が行き交う舞台。
絵でなくても抽象的な方が
観る側は想像を膨らますワケで…
ワタシ的にはそういう表現の方が好きだったり。

玉三郎さんのアマテラス、オレンジの布を廻すが
基本ゆったりした動き。
女神やら男神やら謎のところも、ピッタリ。
太陽であるアマテラスは、照らすエネルギーがスゴイのです。
その輝きは美しさとして表現されているのか…
最後に真っ白な衣装で現れたアマテラスに
会場のどよめきが、波のように押し寄せてマシタ。
やっぱり中央に立つ人は綺麗じゃなくちゃ。

実は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の日本神話をよく知らず。
帰ってから調べてみると、なるほど…と
舞台の場面の重なる演出を思い返す。
神様と云えども、人間っぽいところがあるようで…
よく表現されていたと改めて思いマス。

振り付けは、最近チラホラ聞くKAZUMI-BOYとな…
色々な意味での融合作品。
カーテンコールが思った以上にあり
千秋楽の盛り上がりを想像したりして…。


 
 

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