「書体の誕生」展
中日、23日、参加してきました。
〈セッション1〉
「日本語Webフォントの過去・現在・未来」
関口 浩之氏(ソフトバンク Webフォント エバンジェリスト)
デザインにフォントは大きな位置を占めるけど
WEBの文字はブラウザによって統一される。
そういうものだと諦め
特定のフォントを使いたかったら、画像にするしかなかった。
が、<WEBフォント>なる文字をデータとして埋め込む(?)ことが可能になってきた。
そんな話をDTPのセミナーで聞けるとは思わなく、お得感満載。
検索に引っかかる為のキーワードは、各ページに載せてある文章も抽出される。
文字画像にすると、その画像がどういうものか文字で説明することが出来るが
作業が多くなり、変更の際も手間取る。
出始めは、重かったりナカナカ敷居が高いようだったが段々それも簡単に…
紙面のような字間の詰めができたり、使用料金も段々お安くなってきている。
〈セッション2〉
「筑紫づくし」
祖父江慎氏(ブックデザイナー)
待ってました。
祖父江さんのMacBookがスクリーンに写る。
本題にはいるまでに笑いの神、光臨。
筑紫オールドは、ひらがなに寄り添うように創られたそうです。
話を聞けば聞く程、見れば見る程、なお一層カッコいいフォルムに見えてくる。
祖父江さんも初見もひとつだと思っても、2度3度見ているうちに
いいカタチに見えてくるとか…。
ただ山ほどあるフォントだけど、どれもどこか一線を超えることがない中
ここまで個性ある書体を作るには勇気がいるもよう。
↓ 左の<お>が出発点 筑紫Bオールド明朝が生まれたそうデス。
〈セッション3〉
「筑紫書体」
祖父江慎氏 × 藤田重信氏(フォントワークス書体デザイナー)
藤田さんは新しいフォントが出来たら、祖父江さんに見てもらうそうです。
その時、自分の興味のないフォントは「こっちに置いといて…」と触れないとか…。
実際に書く文字の上手さとフォントの創りは関係ないようで
ちょっと離れて眺めれることが大事なのかもしれません。
参加者からの質疑応答で、祖父江さん時間も忘れ
とても濃い内容でした。
思い出したらまた追加記事で…。
3日後に発売されるという夏目漱石の「心」を20冊もっってこられ、特別販売。
その秘話も交えながら…。
Twitterの張り込みが出来るようになりマシタ。↓
祖父江さん @sobsin による『心』ご紹介。「スピンも素敵でしょ」?(真っ赤です)「函の中にも絵が印刷されてるんですね~」(アヤシイ表情をつくる祖父江さん)「じゃじゃーん!本文はこうです!」(ぜひ、書店さんで現物をご覧ください!) pic.twitter.com/BPv1wAimcV
— 岩波書店 漱石プロジェクト (@IwanamiSoseki) 2014, 11月 21
なんだか、iPhone6で撮った写真がもひとつ…。
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