すっかり忘れていた暑さを想い出す今日この頃。
海水浴へ行ったのは、昔過ぎて想いだせない。
海はもっぱら眺めるモノに変わってしまった。
神戸、芦屋、西宮の海へは、季節をとわず覗きに行く。
綺麗とは言えないので
こっちの<ごちゃごちゃ>と果てに<何もない>ギャップ
を楽しむという方が正解に近い。
水がどんな器の中にでも入るように
常夏の海から北国の荒れ狂う海までその姿は様々。
そんな中、今の海の印象…
それは、杉本博司氏の作品 <海景>
地球をも感じるというか…
静かに腕を広げているような包容力。
この夏、映画<はじまりの記憶>がやっと関西でも上映。
その前にと、Pちゃんがわざわざ送ってくれた<アートの起源>。
真っ黒なブックカバーを外すと、真っ黄色。
まだ序の序の口しか読んでいないけれど…
アートはその人 唯一の技法 プラス なによりコンセプトで成り立つ。
想いを込めるワケで、作品に取り掛かるまでの見えない時間が
どれだけかかっていることか…
そのコンセプトも押しつけでなく、見えない1本の光の筋となって
芸術とはなんぞやと語らないシロウトの目にも
刺さってくるワケで…。
上下2つに分かれた画面に惹かれるのに、理由はいらない。
なんか分からんけど、ええわ〜…でいいのでアリマス。
What do you think?