大阪十三 第七藝術劇場。
今では殆ど見られなくなった懐かしい
昔の映画館の雰囲気が合っててイイ感じ。
パラパラと好きな人達が集まった感じの観客。
フォトグラファーのアシスタントから芸術家へ…。
逃げ道は作らないってことで
決心すると、的を得た行動になるワケです。
撮る前からアタマの中に、浮かぶ映像は永年の経験。
<数理模型>にせよ、<観念の形>にせよ、形状は全て計算。
<放電場>で人工雷の映し出されるモノはタマタマだけど
飛び散る光は試行錯誤、その放電方法にたどり着く。
写真は、被写体に自分を近づけるイメージ。
杉本さんの場合、被写体を自分に近づけてるよう。
エイト・バイ・テンと呼ばれる8×10の大判カメラを覗くと
実際の景色とは違う杉本さんの風景が写ってるのにはビックリ。
写真にとどまらず、神社や文楽まで…
古物商を営んでいたこともあり、モノを通して
先人の息遣いを感じ、想いを次々と自分のカタチにしていく。
サウンドトラックがいいと聞いていた。
が、意識が杉本さんにばかり行って聞いてなかった。
あっという間の1時間20分。
実は一週間前に<ヘルタースケルター>を観て
少々グロッキーになっていた。
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