大阪展開催
開催されない年もあったけど、場所が
<大阪ではマイドームおおさか>から<グランフロント大阪>になり
私は行きやすくなりました。
今回のテーマは「SUBTLE」
かすかな、ほんのわずかの
という意味らしく…初めて聞いた単語。
昔から存在する紙は、情報を伝えるためのツールだけでなく
文化を創ってきたと言っても過言ではないようです。
その芸術的な部分は紙の繊細さであり
姿そのものを変えて見せてくれます。
初日の原 研哉さん✕原田祐馬さんのトークセッションも参加。
平日の昼なのにえらい人。
スライドを見せるとそっちに集中してしまうので
使いませんと…
紙の話から、デザイン、発想の根源(?)まで
丁々発止の幅広いお話。
原さんは、ずっとこの企画・構成をされていて
積み重ねて開催されてきたTAKEO PAPER SHOWは
時代をまたがってそのメッセージは繋がっているそうな…。
今、成長期を終え、成熟期にいるという。
あらゆる職業は次の段階。
もう一歩深いところ、特化する必要がある。
デザインの最初の構想は、出来る出来ないではなく
<だったりして…>をどうすれば<見えるカタチ>に
出来るかと考えることだと…。
見る人も目覚めさせるのがデザインであったり。
例えば、地図を見ている時は、そんなもんだと
分かっているようだけど
多分、ナニも見ないで地図が描ける人はすくない。
描いてみて、<気がついていなかったこと>に気づく。
思い込みを捨てることでもあるのか…
そんなこと…いっぱいあるでしょね。
その地形からそのお国柄とか…
日本は自然にも恵まれ、独特の旅館とか
おもてなしの水準が高い。
人を呼び寄せて観光してもらうのも貿易のひとつ。
そこには日本の見せ方というデザインが存在する。
いくらハイテクになろうと、体感する幸せは
身体を動かして直接見聞きをしてこそ。
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